2012年7月5日木曜日

Albert Sandler

1906年生。1948年没。ロンドン出身。

第二次世界大戦以降スポットがあたることが少ないが、戦間期の軽音楽界を先導する人物だった。

ロシア移民の両親の元に生まれる。幼少期より音楽に関心を抱いていたが、ロンドン東部の当時の経済状況から9歳の時兄に教わるようになるまで音楽教育を受けることはできなかった。後にバイオリンの教師を見つけ、12歳の時には映画館のオーケストラで演奏し給与を得るようになる。

Guildhall School of Musicの奨学金を獲得した彼は在学中レストランのオーケストラなどで演奏する。 Grand Hotelの音楽指揮者を担当するようになった彼は3年間同職を務め、ラジオ黎明期にはBBCでその演奏が中継されるようになる。20年代以降は知名度を上げレコードなどでも広く知られるようになる。

43年BBCからの依頼を受けPalm Court Orchestraを結成。45年には映画音楽界に参入した。



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