2012年6月16日土曜日

Kid Ory

1886年生。1973年没。ルイジアナ州ラプラス出身。

幼少期より自家製の楽器で演奏を始め、10代の内にはバンドを率いるようになる。
21まで親により地元を離れることを許されなかったが、21歳を迎えルイジアナ州ニューオーリンズに活動の拠点を移す。

 彼は若い頃バンジョー奏者であったがこのことが「テールゲート」と呼ばれるリズミックなトロンボーン演奏が生まれる元になったとされる。

1910年代にはJoe "King" Oliver, Mutt Carey, Louis Armstrong, Johnny Dodds, Jimmie Noone
といったトッププレイヤーたちを擁し、 彼のバンドは当時のニューオーリーンズで最も有名なバンドとなった。

1919年、ロサンゼルスに移った彼はピアニストのDink Johnson, ベーシストのEd Garlandらと共演・レコーディングした。

1925年にはシカゴへと移り、Louis Armstrong, Jelly Roll Morton, Joe "King" Oliver, Johnny Dodds, Bessie Smith, Ma Raineyらと共演する。また、 Benny Goodman, Charles Mingusらは彼に師事した。

大恐慌の時代一度音楽から退くも、43年に復帰、その後60年代初頭までニューオーリンズスタイルの演奏を続け、40年代初頭にはニューオーリンズ・ジャズ再評価のきっかけを与えた。





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