2012年10月1日月曜日

Vic Berton

1898年生。1951年没。

7歳の頃にはミルウォーキーのピットオーケストラで演奏を始め、16歳のにはミルウォーキー及びシカゴ交響楽団で演奏するようになる。第一次世界大戦中にはJohn Philip Sousaの海軍バンドに参加しドラムを演奏した。

戦後はシカゴへ戻り当時周辺のトップバンドと共演する。1922年Art Kassellと作曲した"Sobbin' Blues"は20年代のホット・バンドのスタンダードとなった。24年にはBix Beiderbeckeと親交を深め、当時Bixの在籍していたバンドthe Wolverinesにドラムで共演した。

その後彼はニューヨークへと活動の拠点を移し、Red Nichols and his Five Pennies, the Roger Wolfe Kahn Orchestra, Paul Whiteman Orchestra などで演奏した。20年代末には当時最高のドラマーのひとりとして評価されるようになった。彼自身のバンドは30年代半ばに"Taboo", "I've Been Waiting All Winter" "Dardanella"のヒットで成功を収めている。
1930年、Louis Armstrong、Frank Driggsらとマリファナを吸引していたことによって逮捕される。

30年代にはParamountのスタジオ・ミュージシャンとしても活躍し、40年代には再びオーケストラでの演奏を行った。

第二次世界大戦中には空軍のバンドに在籍し、除隊後は映画音楽のために多く演奏した。51年、ハリウッドにて肺がんにより死亡した。




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